03.第47回衆院選(2014)

2016年4月30日 (土)

2016年4月24日 衆議院北海道5区補選の結果考察

4/24に行われた衆議院北海道5区の補選は自民党の和田義明氏が当選しました。

 

たいてい補選というのはあまり注目度が高くならず投票率が低下する傾向になります。ところが今回の補選の投票率は57.6%(前回比-0.8ポイント)と通常の選挙なみでした。

内容が違うため単純比較はできませんが、同日に行われた京都3区の投票率が30.1%(前回比-19.1ポイントで過去最低)であったことからも、北海道5区の補選が通常の選挙と変わらない選挙であったことがわかります。

 

マスコミ報道も含め戦前からこの補選の注目度が高かった理由はいくつかあります。

今回のポイントを挙げてみましょう。

 

1. 2014年12月の総選挙から約一年半ぶり、2015年の安保関連法案が成立以降初めての国政選挙である

2. 2016年夏の参院選へむけた反自公の統一候補擁立の動きをうけ、自公vs反自公の一騎打ちになった

3. 維新が分裂し、その一部と民主が合併して民進党が誕生した

4. 新党大地が旧民主などの野党系から自公・与党系に路線を変えた

5. 町村氏の弔い合戦(娘婿である和田義明氏への禅譲)

 

 

■自公vs反自公の一騎打ちで大接戦の戦前予測

 

2014年12月の結果をみてください。

第47回衆議院議員総選挙 北海道第5区
町村信孝(自) 131,394票 50.9% 公推薦
勝部賢志(民)  94,975票 36.8%
鈴木龍次(共)  31,523票 12.2%

 

この結果からわかるとおり、民主・勝部氏と共産・鈴木氏の得票合計数は町村氏と互角に戦えるものです。過去には2009年の民主政権交代選挙では、共産党が候補者擁立を見送ったことで事実上の一騎打ちになり、世の中全体の大きな流れもあって町村氏は落選しています。

 

第45回衆議院議員総選挙 北海道第5区
小林千代美(民)182,952票 53.8%
町村信孝(自) 151,448票 44.6%
畑野泰紀(幸)   5,380票  1.6%

 

今回の補選は町村氏の死去に伴うものでした。町村氏の娘婿である和田義明氏は後継者として弔い合戦に補選に挑むことになり、言い方はあまりよくないかもしれませんが禅譲選挙としては最もよい条件です。前回と同じ条件(共産党が独自候補者を擁立)ならほぼ安泰です。しかし一騎打ちになったことで、俄然厳しい戦いになりました。

 

北海道第5区(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%AC%AC5%E5%8C%BA

 

 

 

■反自公統一への期待

 

反自公統一候補となった池田真紀氏は、もともと旧民主党の道連常任幹事をやっていた人物で、補選も民進(旧民主)として挑む予定でした。しかし共産党が独自候補擁立を見送る交換条件として、党の看板を下ろし無所属で戦うことを要求したために無所属を名乗りました。

 

この共産党の要求(党の姿勢)について私自身はかなり疑問がありますが、選挙戦ではプラスに働いたと思います。

・順風満帆どころか幽霊船との評価を受けた?民進党の看板はマイナス
・無党派層の票を集めるには無所属がいい
・若い、女性、党の色がない(ように見える)は、反自公の風を取り込むための重要な見た目要素。

これによって反自公候補者が当選するための最高の条件を池田氏は揃えることができました。しかし言い換えると、この条件で勝てなければもう上積みはないということです。

 

 

■何も起こらず、何も影響しなかった

 

町村氏の弔い選挙、共産党を含めた統一候補による一騎打ち、反安保関連法案、民進党船出、新党大地の路線がえ・・・・

最近の政治の中身の問題はさておき、この北海道5区の補選は多くの要素が凝縮されており、それが結果にどう影響するかという点で私も注目していました。

 

結果はご存じの通り自民和田氏が12000票余りの差で当選します。

和田義明(自)135,842票 52.38% 公明党、日本のこころを大切にする党、新党大地推薦
池田真紀(無)123,517票 47.62% 民進党、日本共産党、社会民主党、生活の党と山本太郎となかまたち推薦

 

『何も起こらず、何も影響しなかった』と現したのは、単に自公系の和田氏が勝ったからではありません。重要なのは得票の中身です。

 

以下は前回と今回の地域別得票結果です。

 

第47回衆議院議員補欠選挙

                                                                                     
  和田(自民) 池田(無所属)
札幌市厚別区 29,292 47% 33,434 53%
江別市 28,661 49% 29,687 51%
千歳市 25,591 64% 14,439 36%
恵庭市 19,447 60% 13,062 40%
北広島市 13,419 47% 15,200 53%
石狩市 13,103 50% 13,133 50%
石狩振興局 6,329 58% 4,562 42%
合計 135,842 52% 123,517 48%

 

第47回衆議院議員総選挙

                                                                                                                         
  町村(自民) 勝部(民主) 鈴木(共産) 勝部+鈴木
札幌市厚別区 28,167 45% 24,669 9,325 33,994 55%
江別市 26,084 46% 24,065 6,969 31,034 54%
千歳市 27,336 65% 11,467 3,351 14,818 35%
恵庭市 19,489 60% 9,883 3,080 12,963 40%
北広島市 12,876 45% 11,734 3,839 15,573 55%
石狩市 12,000 47% 9,841 3,600 13,441 53%
石狩振興局 5,442 54% 3,316 1,359 4,675 46%
合計 131,394 51% 94,975 31,523 126,498 49%

 

2つの表を見比べるとわかりますが、得票傾向がかなり似通っています。

 

もともと町村氏は千歳市と恵庭市を主戦場としており、その他の地域では過半数を獲得できていない候補者でした。つまり千歳市と恵庭市で稼げなければ落選するということです。

禅譲の和田氏ががそれをそのまま受け継いだことがわかります。今回の補選も千歳市と恵庭市で稼いだ得票差で勝っていることがわかります。

 

町村氏の経歴の長さと歴史を考えれば、千歳市と恵庭市の票を覆すのは容易でないでしょう。では池田氏がとるべき選挙戦略はどのようなものでしょうか?

 

選挙というのは一人一票というルールがあり、マーケティング的にはきわめて特殊なものです。その特性から導き出される答えはとてもシンプルで、「どのようなものであろうと一票は一票。より取り込みやすい一票を取りに行く」というものです。

 

池田氏の場合、千歳市と恵庭市で勝負に挑むのではなく、札幌市厚別区や江別市で反自公票を取りに行くことが勝つための近道であり重視すべき戦略です。どの地域であっても一票の価値は変わりません。だからこそ取りやすいところを効率よく狙うべきなのです。

しかし結果をみると、池田氏は札幌市厚別区と江別市で票を伸ばせていない(むしろやや減らしぎみ)であることがわかります。池田氏の敗因はここにあると私は考えます。

 

 

さて、『何も起こらず、何も影響しなかった』という点について。

 

今回の補選は様々な要素を含んだ選挙であり、私自身とても注目してた選挙だと先にも書きました。端的にいえば「それらの要素によって投票行動がどう変わるのか」ということが注目なのです。

 

しかし結果をみる限り、投票率も、投票傾向も、そして結果も全て同じです。何も変わっていません。(少なくとも私にはそのように思えます)

 

2014年と2016年。この2回の選挙で北海道5区の有権者の投票行動が変わらなかったということは、ある意味とても衝撃的なことです。

私自身はこの結果をしばらく消化できそうにありませんが、夏の参院選(もしかしたら衆院同時選)を予測するうえでこの結果を無視することはできないでしょう。

この「何も起こらず、何も影響しなかった」北海道5区の補選結果を。

 

 

 

2014年12月25日 (木)

総務省発表資料がアップロードされました

000000014

 

平成26年12月14日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin47/index.html

 

 

2014年12月14日 (日)

熊さんとご隠居さんの会話⑧

熊さん(以下・熊) 『隠居はん、⑥の維新クイズの答ですが・・・』

ご隠居さん(以下・隠居) 『維新クイズ? なんのことじゃ?』

熊 『忘れちまったんですか?「さて、ここで維新に関する問題です。次のうち仲間外れはどれでしょう? 1.日本創新党 2.太陽の党 3.たちあがれ日本」ってやつですよ』

隠居 『あれのことかい。1.日本創新党は山田宏が中心となっていた政党で、維新とくっつくために解党し、今は次世代の党になっておる。2.太陽の党は西村眞悟、石原慎太郎、園田博之らが作った政党で、これも解党して維新とくっつき、今は次世代の党じゃ。3.たちあがれ日本というのは太陽の党の前身の名前なので2と3は全く同じもの。なので仲間外れは1.日本創新党というのが正解じゃ』

熊 『なるほど。でも全部維新と一度くっついて、今は次世代の党なんですね』

隠居 『太陽の党は自民党の右寄りの一部と左翼民社党が系譜じゃ。一方日本創新党は地方首長が中心となってできた政治団体だが、中心は山田宏(元杉並区長)と中田宏(元横浜市長)の松下政経塾出身の2人』

熊 『松下政経塾って何ですか?』

隠居 『松下幸之助が開校した政治塾じゃ。もっとも内容は政治塾とはかけ離れた精神修行が主らしいが』

熊 『松下幸之助といえば、創価学会の池田大作と懇意ではありませんでしたっけ?』

隠居 『よく知っているの。これを見てごらん。創価学会自らが二人の関係をPRしておる』

 

創価学会 池田大作 と "経営の神様" 松下幸之助
http://www.youtube.com/watch?v=aQAusmNNVHE

人生問答 松下幸之助と池田大作
http://vod.sokanet.jp/program/matsushita-ikeda.html

 

熊 『創価学会は公明党を支援している宗教団体ですよね?』

隠居 公明党と創価学会はともに池田大作カルト団体。そして松下政経塾もまた池田大作カルトのエッセンスが満載の組織なんじゃ』

熊 『その松下政経塾出身のダブル宏が右翼ですか?なんかよくわかりませんが』

隠居 『一見敵対している団体や組織、思想なんかでも源流を辿れば一緒だったり、裏でつながっているのが政治なんじゃ。公明党は平和の党ということになっている一方で、次世代の党は好戦的な右翼。一見相反するする思想じゃがどちらも池田大作でつながるのじゃ』

熊 『公明党は自民党と連立政権与党だから、自民党に近い次世代の党がつながっているのはまだわかるんですが・・・』

隠居 『ですが?』

熊 民主党の野田元首相も松下政経塾出身じゃなかったでしたっけ?』

隠居 『その通り。そして野田元首相だけではなく民主党には松下政経塾出身者がぞろぞろおる。玄葉光一郎、原口一博、松原仁、前原誠司。民主党というのは新党ブームの先駆けとなった旧日本新党を起点とする創価朝鮮系カルトなんじゃ』

熊 『なるほど!だから野田元首相時代に民主、自民、公明でもって三党合意による消費税増税をしたわけですね!』

隠居 『合点がいったかい。その三党は敵対なんかしておらん。最初から裏でつながっているカルトじゃ』

熊 『ていうことは、選挙で自民・民主のどちらが勝っても同じっていうことですね』

隠居 『もちろん。その証拠に2009年の政権交代で民主党は与党になったのに国民のためにのことは何もしなかった。しないどころか消費税を上げた。野田元首相が悪役になって国民の嫌がることをして人気を落として自民党に政権を戻す。野田の選挙区で自民党は強力な対立候補を擁立せず公明党も推薦を出さない八百長選挙。野田は悪役をやったご褒美に議員でい続けられる。全部シナリオ通りじゃ』

熊 『すると自公と戦っているのは維新ですか?』

隠居 『松下政経塾の出身者は民主党だけではない。自民党にも多数いるし維新も例外ではない。そして国政だけでなく地方の首長や議員も多数いる』

熊 『なら共産党はどうなんです?』

隠居 『共産党には松下政経塾出身者はいないようじゃな』

熊 『ならあっしは共産党に一票入れます』

隠居 『ちょっと熊さん落ち着きなさい。共産党や社民党、緑系の左翼も同じくカルトじゃ。本家本元と言っていい。エコだのロハスなど地球だの未来だの耳触りのいいこと言うが、中身は「思考を停止してすすんで奴隷として生きましょう」というものじゃ

熊 『それじゃいったいどの党がまともなんですか?』

隠居 残念じゃが、今の日本にカルトでないまともな政党は無い

熊 『無い???皆無ですか???』

隠居 『皆無じゃ。カルトが支配していない人や思想、政党があっても永田町には入れない。永田町に入る時点でカルトに所属することが条件になっている』

熊 『一体全体どうなっているんですか』

隠居 『日本はずっとアメリカに支配されておる。アメリカというのはユダヤのことじゃ』

熊 『ユダヤ?』

隠居 『そうじゃ。アメリカもまたユダヤ人によって支配されておる。熊さんはアメリカの政治政党がいくつあるか知っているかい?』

熊 『民主党と共和党の二つですよね』

隠居 『実際には泡沫の政党があるが、実質的にはその二つしかない。ユダヤの支配手法は「両建て」といって敵対する両方を支配するやり方なんじゃ。アメリカで言えば民主党と共和党のどちらも隠れユダヤ人が支配している。だからどちちらが選挙に勝って誰が大統領になっても同じ。その証拠にアメリカは第二次世界大戦以降もずっと戦争をし続けている。アメリカ人に戦争をしないという選択肢はないんじゃ』

熊 『あれだけ国を挙げてのお祭り騒ぎの選挙が、全部茶番なんですか?』

隠居 国民は君主に支配されるのではなく民主主義の名のもとに自分たちが選んでいると思わされている。しかし実際にはどちらを選んでもユダヤ支配から逃れられる道は最初からない。これが隠れユダヤ支配のカラクリなんじゃ

熊 『日本も同じなんですか?』

隠居 『残念なことだが認めざるを得ない。だから自公、民主ともに国民のための政治はやらない。維新などの第三極は右翼かユダヤワンワールドグローバルに直結。共産は敵対を装って自公をアシストする。つまり現状では国民はどこに投票しても、あるいは棄権してもアメリカユダヤの支配から逃れる選択肢はないのじゃ』

熊 『にわかには信じられない話になってきましたね』

隠居 ユダヤ支配の実態を明らかにしようとしても陰謀論として封じられてしまう。これも彼らの支配手法なんじゃ』

 

(続く)

2014年12月13日 (土)

熊さんとご隠居さんの会話⑦

熊さん(以下・熊) 『比例区の方はどんな予想ですか』

ご隠居さん(以下・隠居) 『ずばりこれじゃ』

                                                                                                                                                                                                                                                                   
ブロック 定数 自民 民主 維新 公明 次世代 生活 共産 社民
北海道 8 3 2 1 1 0 0 1 0
東北 14 6 3 1 2 0 1 1 0
北関東 20 9 3 3 3 0 0 2 0
南関東 22 9 5 3 3 0 0 2 0
東京都 17 6 3 3 2 0 0 3 0
北陸信越 11 5 3 1 1 0 0 1 0
東海 21 8 5 3 3 0 0 2 0
近畿 29 9 4 7 5 0 0 4 0
中国 11 4 2 2 2 0 0 1 0
四国 6 3 1 1 1 0 0 0 0
九州 21 9 3 3 3 0 0 2 1
  180 71 34 28 26 0 1 19 1

 

熊 『どのあたりがポイントですか?』

隠居 共産党の東京3はまだしも、近畿4はトンデモ予想じゃな

熊 『自分で「トンデモ」をつけますか』

隠居 『正直、今回の比例区の予想はとても難しい』

熊 『隠居はんでもですか?具体的にはどのあたりが?』

隠居 『二つあるんじゃが、一つはみんなの党の解党じゃ。みんなの党は昨年の参院選で各ブロック5~12%程度の得票をしており、そのままなら今回も議席を確保できる見込みじゃった。ところが分裂、解党でその支持者がどこに投票するのか皆目見当がつかん

熊 『維新か、次世代か、はたまた自民か、まさか共産党じゃないですよね?』

隠居 『党の実態は自民党や次世代が近かったが、支持者の印象は民主に近かった気がするんだがのう』

熊 『もう一つはなんですか?』

隠居 次世代の党の実力じゃ。次世代が数議席とると全体のバランスが変わる。みんなの党からの票や石原前都知事の知名度で議席獲得もあり得ると思うんじゃが』

熊 『しかしこの予想では0になってますが?』

隠居 『実は数議席をとる予想もしてみたんじゃ。数字のリアリティはそちらの方が上だったんだが、あえて泡沫化する方を採用した』 

熊 『何か根拠はあったんですか?』

隠居 『テレビや新聞はよくわからんが、ネットでは第三極というより右翼政党という認識が広がっているようなんじゃ。みんなの党のようにソフトな印象がないと浮動票は難しいと思うんじゃ』

熊 『次世代が比例で議席をとれるとしたらどこのブロックでしょう?』

隠居 『東京だと思うな。次世代が1なら共産が2だろう』 

熊 『共産党といえば近畿4のトンデモ予想ですが』

隠居 『小選挙区も同じじゃが、関西圏での維新の人気は東京からは全くわからん。近畿ブロックの共産は3で固く、その場合は維新が増えて8。共産党が4になるなら、それは維新から議席を奪うというのが私の予想じゃ』

熊 『共産党は議席倍増ですね』

隠居 『得票数はそんなに伸びなくてもいいんじゃ。昨年の東京都議選も8→17に議席倍増したが、得票数は減っている。低投票率と第三極の人気低下による漁夫の利でしかない

熊 『そう言えば都議選は10万票ほど減らしているのに議席が増えたんでした』

 

2013東京都議選・結果と政党別総括
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/index.html

127議席決定。自民と公明が全員当選。民主ボロボロ。共産党が第3党に。
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/1273-4ea2.html

 

隠居 共産党は「大躍進!」と騒いだが、共産党に期待して票を投じた人が減ったことは完全無視じゃ。物事を客観的に見ることをしないというのは左翼・カルトの典型。都合の悪いものは全て無視して自分たちに都合良いものだけをとりあえげて騒ぐ。思考させるのではなく刷りこみで人をコントロールする洗脳じゃ

熊 『この町内にも変な宗教や勧誘が増えているようですね』

隠居 不況はカルトにとって都合がいいんじゃ。人は藁をもつかみたい状況になると思考が働かなくなる。そこにカルト宗教がつけ込む余地ができるというわけだ

熊 『私にもわかってきました。自民・公明・共産の関係が』

隠居 『そうそう、お光ちゃんの宿題にもあったな。ええと・・・「各政党についてまとめなさい」とある。これが最後のテーマのようじゃ』

熊 『じゃぁ、それもひとつよろしくおねげぇしやす』

 

(続く)

熊さんとご隠居さんの会話⑥

熊さん(以下・熊) 『まず今回定員が5議席減って295になった小選挙区ですが、隠居はんは全選挙区の予想をしていますよね』

 

295選挙区の予想インデックス
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/295-8f9d.html

 

ご隠居さん(以下・隠居) 『この予想をしたのは公示直後じゃが、その時と今では少し違っておる』

熊 『どのあたりが違うんです?』

隠居 『私が予想をしていた時は投票率を前回並みの60%ぐらいを想定していたんじゃ、しかし投票率はかなり下がりそうだと私も思い始めたんじゃ』

熊 『投票率は下がらないと思ったワケはなんかあるんですか?』

隠居 『今に始まったことではないが選挙の投票率はかなり低下してきているんじゃ。特に地方選挙は顕著で30%台というのも珍しくない。しかし衆院選は別格。なんだかんだ言いながらそれなりの投票率があるというのがこれまでの衆院選じゃった。だから前回の戦後最低でも59%という数字で収まっている。今回もなんだかんだと言いながらそのぐらいにはなるんじゃないかと思っていたんじゃ』

熊 『今回は様子が違う?』

隠居 『蓋を開けてみないとわからんが、50%台前半ぐらいの想定をしておいた方がいいかもしれん』

熊 『投票率が下がるとどう予想が変わるんですか?』

隠居 『⑤にも書いたが、第三極が得票率・議席も大きく減らして、その分自民党、公明党、共産党が増やすじゃろう。私は12の選挙区で<反自公◎→自公◎>と予想を変更をしたよ』

 

予想変更12選挙区

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北海道10区
× 共 木村けんじ
○ 民 神谷裕
◎ 公(自) いなつ久

 

茨城1区
× 共 大内くみ子
○ 民 福島伸享
◎ 自 田所嘉徳

 

茨城6区
× 共 井上圭一
◎ 自(公) 丹羽雄哉
○ 民 青山大人

 

埼玉14区
○ 維 鈴木義弘
◎ 自(公) 三ツ林裕巳
× 共 苗村みつお

 

千葉5区
○ 民 村越祐民
◎ 自(公) 薗浦健太郎
× 共 浅野ふみ子
× 無 石田 和男

 

神奈川1区
× 共 明石ゆきお
◎ 自(公) 松本純
○ 維 篠原豪

 

長野3区
○ 自(公) 木内均
× 共 唐沢ちあき
◎ 維 井出庸生 (元み)
○ 民 寺島義幸

 

長野4区
○ 民 矢崎公二
◎ 自(公) 後藤茂之
▲ 共 上田ひであき

 

愛知7区
◎ 自(公) 鈴木淳司
○ 民 山尾志桜里
× 共 郷うこん修

 

愛知12区
× 共 牧野次郎
○ 維 重徳和彦
◎ 自(公) 青山周平

 

滋賀3区
○ 民 小川泰江
× 共 西川ひとし
◎ 自(公) 武村展英

 

大阪13区
○ 次 西野弘一 (元維)
× 共 あらたに恵美子
◎ 自(公) 宗清皇一
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

熊 『それで小選挙区の獲得議席予測はどうなります?』

隠居 自民220(237)、公明9(9)、民主39(27)、維新14(14)、生活2(2)、次世代2(-)、社民1(1)、共産0(0)、無所属8(5)、その他0(5)』※( )は前回選挙時

 

熊 『自民が減って民主が増えてますね、維新は変わらず』

隠居 『まず今回定数が5つ削減され、山梨以外の4つの県で自民の議席が減ることは決まっておる』

熊 『定数削減は自民に不利だということですね』

隠居 『それから乱立が解消された選挙区で多少不利な状況になっているな』

熊 『そう言えば隠居はんは「野党が乱立せずに選挙協力と統一候補擁立で自公を負かせる」って言ってましたよね。今回は民主と維新が協力しているんでしょう?

隠居 『選挙協力や統一候補擁立ではなく「候補者調整」をしただけじゃ。それも限られたいくつかだけで。これは選挙区を細かく見ていくとわかるが「候補者調整」というのは名ばかりで、実際は「擁立するだけの力が無い方が泡沫になりそうなので取りやめた」というだけのこと。つまりもともと自公に対して勝負にならない選挙区での話で、肝心な選挙区ではあり変わらず乱立・共倒れ状況になっている。それにな・・・』

熊 『それになんです?』

隠居 『これは一番重要なことじゃが、そもそも維新と民主が共闘して自公から政権を奪うことを目指すのかどうかはっきりしていない。思想がかなり異なるこの両党が、どういう関係性を築いていくのか明言されていないために、候補者調整だけされても有権者はそれをどう受け止めていいのか分からないということじゃ』

熊 『言われてみればそうですね。民主支持者が自民VS維新でどうするか?反対に維新支持者が自民VS民主でどうするか?前者は共産か棄権、後者は自民に投票しても不思議はないですからね』

隠居 『今回の「候補者調整」というのはもっと別の側面があるんじゃ』

熊 『といいますと?』

隠居 民主党は維新との競合選挙区だけでなく、自民との一騎打ちだった選挙区からも擁立を止めたところが多数ある。この結果、実質的に自民党が無投票で当選(自民VS共産または社民、生活)する選挙区が45もある

熊 『295選挙区のうち45!ということは15%の選挙区ではじめから戦ってないんですね。しかし戦っても勝ち目がないという理由もありそうですが』

隠居 『確かに議席を奪える確率は低いかもしれん。しかし与党を目指す政党であるなら空白区は作ってはならないし、比例区の得票にも影響する。しかしまぁ、今の民主党にそれだけの力が無いことなのだろうが』

熊 既に民主党は二大政党の一翼として留まれる政党ではないということですね。でもその民主が増えるという予想ですが』

隠居 『接戦の選挙区がいくつかあって、それをものにした場合という条件が付くがの。それと反自公を願う国民は圧倒的に多く、だらしがない政党とは裏腹に有権者が自主的に反自公票をまとめる可能性をみておる』

熊 『維新は変わらず?』

隠居 『これはかなり複雑じゃ。まず維新は次世代と分裂した。その後みんなが分裂して結いになって、これが維新とくっついた。そしてみんなが解党して候補者独自の判断で無所属、次世代、維新、民主に。 さて、ここで維新に関する問題です。次のうち仲間外れはどれでしょう? 1.日本創新党 2.太陽の党 3.たちあがれ日本 制限時間は30秒、さ~熊さん考えて! チチチチチチチチ』

熊 『ちょっと、ちょっと、わけのわからん事をいいださないでください』

隠居 『え?あ、すまんすまん。いや~維新に関してはもう何か何だか私にもわからんのじゃ』

熊 『わからなさすぎですよ。それに最後のクイズは何なんですか』

隠居 『ちょっとした小ネタじゃ。これを書いている選挙マニアも知り合いに出されて答えられなかったんじゃ。実話だぞ・・・・・・ええと、維新の14というのは数は同じでも実質的に減っていることになる・・・と思う。よくわからんが多分そうじゃ』

熊 『急にあやふやになってますよ』

隠居 『ぐちゃぐちゃで比較する数字がわからんのじゃ。とにかくマニアの私でも混乱しているのじゃから、普通の人にはもっと混乱していると思う。とにかく大阪ではそこそこやるじゃろう。関東ではみんな~結い系の候補者が当選しそうじゃ』

 

(続く)

2014年12月12日 (金)

熊さんとご隠居さんの会話⑤

熊さん(以下・熊) 『テレビや新聞では「自民300超え」とか「自公で2/3超え」で勢いがあるような報道ですね』

ご隠居さん(以下・隠居) 『選挙戦序盤から自公優勢じゃったが、終盤戦で更に上積み出来そうな見通しのようじゃな』

熊 『しかし①~④までの内容では自公は支持者を減らしていますよね。前回なんか自公は大敗したその前の選挙より300万票も減らしたのにもかかわらず議席を185も増やしたのは、小選挙区制度と野党がバラバラになって羊羹一人占め・・・じゃなくて単なる漁夫の利でしかありやせんでした』

隠居 『完璧なセリフじゃな。中途半端な江戸弁じゃが』

熊 『あっしばかりじゃありませんよ。隠居はんだって同じです』

隠居 『このシリーズは「千早ふる」のパロディで、噺家も柳家権太楼という設定がはじめにあったんじゃが、収拾がつかなくなってしまっておる』

熊 『なんのことです?』

隠居 『いやいや、なんでもない。それよりマスコミ予想じゃが、「自民に勢い」と言われると自民党人気が高まっているように感じるの』

熊 『そうなんですよ。多くの国民がまんじゅうを食べて腹を下しているですかね』

隠居 『安倍首相のまんじゅうもあるのかい?』

熊 『「晋ちゃんまんじゅう」というのがあるらしいですよ。他には「(麻生)太郎まんじゅう」とか「(小泉)進次ろうる」とか』

隠居 『驚いたね』

熊 『ちっとも美味そうじゃありませんが、さっきからずっとお預け喰らってるあっしには、とても魅力的です』

隠居 『いけないねぇ。そんなものを食べるのは自殺行為じゃよ』

熊 『それを心配するなら、さっさとお茶と羊羹を出してください』

隠居 『お茶と羊羹?そういえばまだじゃったな。すまんすまん、もう少しまっとくれ』

熊 『お願いしますよ。じゃないと選挙で「晋ちゃんまんじゅう」を食ってしまいそうです。もしかして隠居はんが羊羹をなかなか出さないから自民が大勝しそうなんじゃねぇんすか』

隠居 『バカなこといっちゃいけないよ。しかし熊さんのように甘いものを食べたいのに「食べられるものがない」という理由で棄権する人がさらに増えるとマスコミも分析しているのじゃろう。だから自公大勝の予測になる』

熊 『どういうことです?』

隠居 『前回の選挙で民主党を見放した2000万人のうち半分の1000万人は棄権したじゃろう。そしてもう半分は第三極に期待したが、やはり期待外れで人気が低下している。

「自公政権は変えたい。しかし国民を裏切った民主にはもう期待できない。第三極も期待外れ。共産党は論外。投票したい候補者や政党がない」

お腹がすいているのにまともに食べられるものが無いので何も食べない。だから仕方が無く棄権するという人が増えそうだとマスコミも予測しているということじゃ』

熊 『それで投票率下がるというわけですね。しかし「選挙に関心が無い」ということも言われてますよね』

隠居 棄権することが「政治や選挙に関心が無い」という見方は短絡的じゃ。それより「政治や選挙に絶望して、もうどうでもよくなった」という無力感が人々に広まっているのだと私は思うんじゃ

熊 『それはあっしも肌で感じます。この暮れに来て、生きることに精いっぱいなあっしらと政治がつながっているという感じしませんしねぇ。それで棄権が増えるとやはり自民党が有利なんですか?』

隠居 『今回投票率が下がる理由は自公ではなく第三極票の可能性が高い。さっきも言ったが前回の選挙で維新やみんなに期待した多くの人たちが、もうどこにも投票するところがなくなって棄権する。これでどう議席数に影響するかというと、前回より得票数を増やさなくても自民党、公明党、共産党が20~30議席増える勘定になる』

熊 『共産党もですか!そういやぁ、自民党、公明党、共産党が議席を伸ばしそうだとテレビや新聞でも言ってました』

隠居 共産党はいわゆる反自公の受け皿として票を伸ばすじゃろうが小選挙区は全て死に票になるし、むしろ反自公票を割ってしまい自民党を助ける役割をしておる。議席を獲得するのは比例区で、それは維新やみんなの議席だったもの。つまり自公には痛くもかゆくもないんじゃ

熊 『共産党というのは自公に都合のいい政党なんですね』

隠居 『口では自公と対峙するようなことを言ってはおるが、やっていることは自公を助けること。これは結果論ではなく確信的にやっているんじゃ』

熊 『今回の選挙では餓死しそうな国民が「もう共産に期待するしかない」と共産党に投票する人が増えそうですよね』

隠居 『それこそ毒まんじゅうじゃな。ある意味で安倍自民よりも毒が強いまんじゅうと言えるかもしれん』

 

 

熊 『それで、今回の結果はどうなりそうなんですか。あっしばっかりじゃなくて、このブログにアクセスしてくれる多くの人が気になっていると思うんですが』

隠居 『それはよくわかっておる。しかし①~④の内容を知らずに議席数だけ見ても何もわからん。それでは世の中をよくしていくことは絶対に出来ないと私は思っておる。・・・・・・しかし投票日直前じゃから、予想の話も少しすることにしよう』

 

(続く)

2014年12月10日 (水)

熊さんとご隠居さんの会話④

熊さん(以下・熊) 『これでお光の宿題は終わりですかね?』

ご隠居さん(以下・隠居) 『いやいや、まだあるぞ。次は「今度の選挙の注目点をまとめなさい」とあるな』

熊 『注目点ですか?そりゃやっぱり議席数じゃねぇんすか』

隠居 『さっき「得票数と議席数はかい離する」と分かったはずじゃよ』

熊 『そうでしたね。議席数だけでは民意は分からないんでした』

隠居 『その通りじゃ。確かに議席数は選挙の結果だから大事だが、それだけで「国民の選択」といったテレビや新聞のフレーズに騙されてはいかんよ』

熊 『で、いったい何に注目すればいいんです?』

隠居 『これを見てごらん』

 

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熊 『なんですか?』

隠居 『これは衆院選の投票率のグラフじゃよ』

熊 『投票率! そういやぁ前回は戦後最低だったとかでしたっけ?』

隠居 『そうじゃな。わずかの差ではあるが戦後最低の投票率だった』

熊 『それは大変なことなんですか?あっしにはピンとこないんですが』

隠居 『グラフを見ればわかるが、ほぼ同じ投票率だったことが過去に2回あるから、戦後最低ではあるが特別視することではないと思う。それより大切なのはこの3回の選挙だと私は思っているんじゃよ』

熊 『3回の選挙というと、「44回・小泉郵政選挙」、「45回・民主政権交代選挙」、「46回・自民羊羹一人占め選挙のことですか?』

隠居 『私は「46回・自民漁夫の利選挙と命名しているんだが、まぁお前さんがわかりやすいなら羊羹一人占めでもいいじゃろう。とこれで熊さんは「44回・小泉郵政」を覚えているかい?』

熊 『覚えているなんてもんじゃありませんよ、ご隠居はん。あんときはえらい目にあったんですから』

隠居 『ほう、いったい何があったんだい?』

熊 『ほら、あんときはテレビや新聞が小泉首相をヒーローのように扱って日本中が熱狂的な小泉ブームだったでしょう』

隠居 『そうじゃな。あの騒ぎはすごかった』

熊 『うちのカカァも熱を上ましてね、家ん中に小泉首相のポスターを貼りまくるは、バッグやら携帯に小泉首相のストラップをつけるは、仕舞には朝・昼・晩と三度三度小泉首相まんじゅうを食べさせられたんですよ』

隠居 『あはははは、そんなにかい。まぁ、まんじゅうぐらいだったら害が無いからいいじゃろう。お前さんも甘いものは好きなんだし』

熊 『いくら好きだってまんじゅうばかり食わされたらたまりませんよ。毎日小泉首相まんじゅうばかり食べさせられて、とうとう腹を下しましてね』

隠居 『腹を?』

熊 『そうです。それで厠に行くでしょ。そしたらカカァが厠の中にも小泉首相のポスターを貼ってたもんで、あっしは小泉首相をじーっと見ながら厠で用を足したんですよ・・・・・・・・・・選挙と厠っていうのはまんざら縁がなくねぇんですね』

隠居 『それはお前さんだけだよ。 で、その小泉首相ブームの時の投票率が67.5%。それまで低調が数回続いた衆院選の投票率が久々に上がったんじゃ』

熊 『大勢の国民が投票所に押しかけて、こぞって自民党に投票したんですね』

隠居 『ん~ 「こぞって」というのは少し違うな』

熊 『え? だって小泉自民党が大圧勝・・・いや、違った。議席数じゃなくて投票先のデータを見なくちゃ中身は分からないんでしたね』

隠居 『思い出したかい』

熊 『あの羊羹みたいなグラフでしょ?』

隠居 『なんだい、思い出したのは羊羹の方かい。しかしよく思い出した。もう一度この図をよく見てごらん。分かりやすすように投票先の%が追加しておる』

 

2

 

熊 『小泉郵政の時は自民党は2588万票。スゴイ数ですねぇ。でも有権者の25%でしかでないんですね』

隠居 『有権者は凡そ1億人だから、だいたい100万票で1%になる。ここで大事なのは民主党の得票数じゃ。2103万票ある。自民党よりは少ないがそれほど差が無い得票なんじゃ。』

熊 『この時の獲得議席数は自民党296議席、民主党113議席。議席数は2.6倍の開きがあるのに、得票数は1.2倍しか差が無いんですね』

隠居 『そうなんじゃ。あの時の熱狂的な小泉フィーバーや296という圧倒的な獲得議席数で国民の大多数が自民党を支持したと思っている人が多いが、実際は自民党と民主党はかなり拮抗していたんじゃ』

熊 『そうなんですか。あっしはてっきり世の中のほとんどの人が小泉首相まんじゅうを食っているのかと思ってました』

隠居 『熊さんがそう思うのも仕方が無い。何しろテレビや新聞は連日小泉首相をプラスのイメージで報道していたんじゃから。誰もが「小泉首相人気はスゴイ。国民の圧倒的な支持と期待がある」と思わされていた。しかし中身をしっていればこう思ったはずじゃ。「あれだけ熱狂的なブームだったのにもかかわらず自民党は民主党にあまり差をつけられなかった。ブームが去って民主人気が少し上向くだけで簡単に逆転する」

熊 『それが現実になったのが45回の政権交代選挙だったわけですね』

隠居 『その通り。まずあの熱狂的だった小泉ブームよりもさらに投票率が伸びている。投票率が関心の高さを表すということならば小泉首相より政権交代にの方が関心、そして期待が高かったということになる』

熊 『小泉首相のイメージが強いから、それ以上だったという感じはねぇですがね』

隠居 自民党は小泉→安倍・福田・麻生に変わっており、小泉ブームから人気を落とすことは確実じゃった。実際700万票あまり減らして1881万票しか得票できなかった。一方で民主党は880万票を増やして2984万票を獲得した。これは小泉ブームの自民党よりも多い得票数になる。つまり小泉ブームよりも政権交代に期待した人が多かったことが投票率、得票率でわかるんじゃ

熊 『それだけ政権交代と民主党への期待は大きかったということですね』

隠居 『ところがその期待は完全に裏切られたんじゃな。311大震災があったとはいえ、民主党は何一つ国民の期待に応えられなかった。応えなかったどころか消費税を増税までしたのだから人気が落ちるのは当然のことじゃ』

熊 『それが前回の選挙ですね』

隠居 2984万票あった民主党の票は2021万も減らして963万票になった。これがどんな数字かというと、自民党が完全に消えて無くなる数字じゃ』

熊 『自民党が消えてなくなる!』

隠居 『そうじゃ。とてつもなく多くの人が民主党の裏切りにがっかりしたということじゃ。その2000万人がどうしたと思う?』

熊 『自民党に戻った・・・・・・じゃなかったですね。確か自民党も219万票減らして1662万票でしたっけ』

隠居 『その通り。民主党から離れた票は半分が維新やみんなの第三極に期待した。そしてもう半分が・・・』

熊 『もう半分が?』

隠居 棄権したんじゃ。だから10%(約1000万人)も投票率が落ちて戦後最低になった。第三極は合計すると自民党より多く得票したが、維新、みんな、その他と複数に分かれておる。だから党の単位では自民党が第一党としてギリギリ残った』

熊 『そして羊羹一人占めルールで294議席の大圧勝』

隠居 『民主党が国民の期待を裏切り、第三極がバラバラになってくれたからこそ自民党は助かったわけじゃ』

熊 『すると前回の戦後最低の低投票率は、「自民は嫌だ。民主には裏切られた。第三極には期待できない。どこにも投票するところがない」と絶望した人たちが1000万人棄権した結果なんですね』

 

(続く)

2014年12月 9日 (火)

熊さんとご隠居さんの会話③

熊さん(以下・熊) 『しかしご隠居さん、いったいなぜこんなことが起きるんですか?』

ご隠居さん(以下・隠居) 『熊さんはなぜだと思う?』

熊 『そうですねぇ。あ、そういえば町内で「一票の格差」ってやつが問題になっているでしょ。あいつが羊羹を食っちまった犯人じゃぁねえんすか』

隠居 『だから羊羹から離れなさい。①②を読んでない人はなんのことだかわからんぞ』

熊 『①②って、何です?』

隠居 『書いてる人物が落語好きだからちっとも話がすすまん・・・いやいやなんでもない。その「一票の格差」じゃが、熊さんはどう思うかね』

熊 『確かこの町と隣町で2倍の格差があるらしいじゃないですか。つまりこの町内に住むあっしより、隣町の竹の野郎は2倍の羊羹を食べられるってことでしょ。これは許しちゃおけませんよ、隠居はん。羊羹を取り返しにこれから行きましょう』

隠居 『おまえさんは、一度羊羹の話しをはじめると止まらないんだねぇ。まるで親の敵のようだよ。その「一票の格差」のことだけど、ちょっいとこれを見てごらん』

 

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5230b.html

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熊 『なんですかこれは?』

隠居 『これは「一票の格差」の推移グラフじゃよ。これを見て何か気がつかんかい?』

熊 『えぇと、えぇと、あれぇ? 隠居はん、これは本当ですか? あっしが生まれた1970年代には5倍ぐらいあった格差が、今は2倍近くにまで小さくなってるじゃないですか。』

隠居 『その通りじゃ。一票の格差は昔よりも大幅に改善されているんじゃよ』

熊 『確か2倍の格差で違憲判決だったはずだから、そうなるとこれまでの選挙は全部違憲ということになっちまいますよ?』

隠居 『時代ごとにかわる部分もあるが、倍率だけで判断をするとそうなってしまうな』

熊 『っていうことはなんですか、昔はもっと得票と議席数にかい離があったということですか?』

隠居 『いやいや、そんなことはない。得票と議席数のかい離は昔の方が少なかったんだ』

熊 『昔の方が少なかった? 昔は一票の格差が4倍とか5倍とかあったのに、それはまたどういうわけなんです?』

隠居 『実は「一票の格差」と「得票と議席数のかい離」は全く関係が無いんじゃ。だから「一票の格差」が平等になっても、あるいは100倍の格差になったとしても得票と議席数のかい離という問題は起こるんじゃ』

熊 『ふ~ん、そうなんですか。でもご隠居はん、さっき「昔の方が得票と議席数のかい離が少なかった」っておっしゃいましたけど、それはいったどうしてなんですか?』

隠居 『これを見てごらん』

 

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熊 『なんです?』

隠居 得票と議席数のかい離が起こる原因は「小選挙区制」だからなんじゃ。昔は中選挙区制だったが、1996年(平成8年)の衆議院選挙から小選挙区制に変わってな、これはその制度の違いを表している。これを見ればわかると思うが、中選挙区制では上位数名が当選するからある程度得票と議席数が一致するが、小選挙区制では1名しか当選しないから、同じ投票でも結果がこんなに違うんじゃ』

熊 『これじゃぁ結果がまるっきし違うじゃないですか。中選挙区制ではみんなで羊羹を分け合っているのに、小選挙制は羊羹を一人占めじゃないですか』

隠居 『また羊羹がでたな。でも熊さんの言うとおりだ。だから2012年の選挙で自民党は17%しか得票していないのに61%の羊羹・・・じゃなかった・・・61%の議席を獲得できたということじゃ』

熊 『そういうわけだったんですか。なに世間じゃね、自公が大勝したという話しか聞かないでしょ。だからあっしはてっきり国民が支持したのかと思ってましたが、中身はまるっきし反対だったということが隠居はんの話ではじめて分かりました』

隠居 『そうじゃな。テレビやニュースは議席数だけをセンセーショナルに伝えるが、中身を分析したり実態を全く報道しないから、多くの人たちがこの事実を知らんのじゃな』

熊 『じゃぁお光にはこう答えてやればいいですね。

自民党は小泉郵政選挙で2588万票・296議席を獲得して大勝した。
その後の2009年は1881万票と人気を落とし議席も119になって野党に転落。
そして前回の2012年は
更に人気を落とし1662万票という散々たる結果だったが、羊羹一人占めルールにより294議席と大勝した

隠居 『「羊羹一人占めルール」を「小選挙区制」に置き換えれば100点じゃが、お前さんの娘だから羊羹の方がわかりやすいかもな(笑)』

 

(続く)

2014年12月 8日 (月)

熊さんとご隠居さんの会話②

熊さん(以下・熊) 『それでその紙にはいったい何と書いてあるんですか?』

ご隠居さん(以下・隠居) 『まずは「前回はどんな選挙だったか振り返ってまとめなさい」とあるな』

熊 『前回って、確か2年前でしたっけ?』

隠居 『そうじゃな。民主党が与党で、当時の野田首相が解散した選挙だった』

熊 『なんかずいぶん昔のような気がしますねぇ』

隠居 『安倍政権になって民主党の名前をあまり聞かんから余計そう感じるんじゃな』

熊 『野田首相はなんで解散したんでしたっけ?』

隠居 当時与党の民主党と、野党の自民党、公明党が3党合意で消費税増税を決めたからじゃ』

熊 『え?消費税増税をしたのは安倍首相じゃねぇんすか?』

隠居 『確かに増税をしたのは安倍首相になってからだが、それは法律に則ってやっただけなんじゃ。その前の法律を通した・・・つまり言いだしっぺは野田首相じゃよ』

熊 『あの野郎トンデモねぇことしやがる。民主党は負けて当然とういうわけだ』

隠居 『その通り。民主党は国民の期待を裏切って多くの人ががっかりしたんだな』

熊 『で、国民は自民党を支持して安倍政権ができたと、こういうわけですね』

隠居 『それは熊さん、少し違うな』

熊 『違う? いったい何が違うんです? だって自公が合せて325議席もとったはずですよ』

隠居 『熊さんが言っているのはこれのことじゃな』

 

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熊 『ほらご隠居はん、あっしの言うとおりでしょ。自公は小泉郵政の時と同じぐらい議席が増えているじゃないっすか』

隠居 『確かに熊さんの言うとおり小泉郵政選挙と同じぐらい自公は議席を獲得してるな』

熊 『そうでしょ。ちっとも違わないじゃないですか』

隠居 『私が少し違うと言ったのは「国民は自民党を支持して」というところなんじゃ』

熊 『わけのわかんないこと言わないでくださいよ。国民が支持しないで議席が増えるわけないじゃないっすか』

隠居 『なら熊さん、これを見てごらん』

熊 『何です?』

隠居 『有権者の投票先の推移じゃよ』

 

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熊 『ご隠居はん、こういっちゃなんだが、ちょいとばかし頭がぼけてきたんじゃぁねえっすか』

隠居 『私がかい?』

熊 『そうですよ。このグラフは間違ってますよ』

隠居 『そうかね?』

熊 『だって小泉郵政の時より自民党が900万票、公明党が200万票も減らしているじゃないですか。それだけ減らしいるのに議席が同じわけないでしょ』

隠居 『いいところに気がついたな熊さん。確かに小泉郵政の時より自民党が900万票、公明党が200万票減らしているんじゃ。でもこの数字は間違ってはいないよ』

熊 『やっぱりおかしいですよ。だってこれを見ると維新とみんなで1750万票あるじゃないですか。自民党よりも多い数ですよ?』

隠居 『お、それも気がついたのか。だがそれも間違いない数字じゃよ』

熊 『隠居はん、やっぱりおかしいですよ。得票と議席の配分と全然あいませんよ』

隠居 『その通り、全く合わないな』

熊 『いいですか。ここに一本の羊羹があったとしますよ』

隠居 『羊羹?』

熊 『そうです羊羹です。この羊羹をどうやって分けますか?』

隠居 『どうやるんだい?』

熊 『本音をいやぁ、あっしが全部食べたいですよ。でもそうはいかないじゃないですか。民主主義の世の中です。だから選挙なんですよ』

隠居 『羊羹の分け方を選挙で決めるのかい?』

熊 『そうです、選挙をして得票の割合で切るんです。たくさん票を集めればそれだけ羊羹がたくさん食べられるという寸法です。民主主義とはそういうもんでしょう。 あ、このとき栗が入ってると揉めるから栗の入ってねぇやつでやらなきゃダメですよ。わかってますかご隠居はん』

隠居 『私はやりゃしないよ。でも羊羹に例えるのはいい発想だね。棒グラフが似てたかい?』

熊 『いや、ボケ老人の相手をしているのは羊羹のため・・・隠居さん、お茶と羊羹はまだでしょうかね?』

隠居 『おぉ、そうじゃった。そうじゃった。いま準備させているからもう少しまっておくれ』

熊 『まさか選挙もやらずに羊羹を食っちまったわけじゃないでしょうね!』

隠居 『話が脱線しすぎだよ。話を選挙に戻してごらん』

熊 『つまりですね、あっしが言いたいのはこういうことです。自民党は国民の17%しか得票していないのに、なんで61%の羊羹を食べられるんですか? 維新とみんなは同じ17%の得票で15%の羊羹じゃないですか。 なんで自民党だけそんなに羊羹が食べられるんですか! だったらあっしも自民党に入党してたくさん羊羹を食べますよ』

隠居 『熊さんが自民党に入党しても関係ないよ』

熊 『じゃぁいったい誰が羊羹を食べちゃったんですか?安倍首相ですか?』

隠居 『まぁまぁ落ち着きなさい熊さん。羊羹に例えて分かりやすくなったと思ったら興奮しすぎて何だかわからなくなっちまったよ』

熊 『すいません。子供のころから羊羹には目が無いもんですから』

隠居 『私が少し整理しよう。今の日本の選挙というのは、熊さんの思っているようにはなっていないんじゃ。本当は国民の支持率に準じて議席が配分されるのがいいのだが、実際にはそうなっていない。だから自民党の得票が 2588万票→1881万票→1662万票 なのに、獲得議席が 296議席→119議席→294議席 というおかしな結果になる。民意と議席数がかい離するということじゃ』

熊 『つまりこの町内に羊羹泥棒がいるということですね。ふてぇ野郎だ。つかまえてお上につきだしてやる!』

隠居 『いい加減に羊羹から離れなさい』

 

(続く)

2014年12月 7日 (日)

熊さんとご隠居さんの会話①

熊さん(以下・熊) 『ご隠居はーん、ご隠居はーん』

ご隠居さん(以下・隠居) 『その声は熊さんかな。熊さんかい?』

熊 『そうです熊です。ちょっとお聞きしたいことがあってきたんですがー』

隠居 『玄関先にいるのかい?大声を張りあげていないで、こっちへ上がってきなさい』

熊 『いえいえ、ここで結構ですー』

隠居 『何を言っているんだい。そこでは話ができないよ。遠慮せずに上がってきなさい』

熊 『いいんですかー?』

隠居 『いいにきまってるじゃないか。いまお茶を用意するから遠慮せずに上がってきなさい』

熊 『そうですか? そういっていただけるなら・・・遠慮なく上がらせていただきます』

隠居 『なんだい今日は妙に遠慮するじゃあないか』

熊 『えぇ、まぁ・・・』

隠居 『ばーさん、ばーさん。熊さんがみえたからお茶を出しとくれ。それから頂き物の羊羹があったはずだから、それも出しておくれ』

熊 『羊羹は特別に厚く切ってやっておくれ~』

隠居 『お前さんが言うセリフじゃないよ。 ところで話ってなんだい?』

 

熊 『いえね、ほら、あっしの家に尼っちょが一人いるでしょう?』

隠居 『尼っちょ?それって娘のお光ちゃんのことかい?』

熊 『そうです。お光のことです』

隠居 『自分の娘を尼っちょなんて言うやつがあるかい。かわいらしい女の子じゃないか』

熊 『はじめはそうだったんですがね、このところ学校に行くようになって妙なことを習うもんだから、あっしにワケのわからんことを聞くんですよ』

隠居 『ワケのわからんこと?』

熊 『そうなんです。今日もね「お父ちゃん、選挙について教えてくれ」なんて言いやがるんですよ』

隠居 『選挙? 選挙って、今度の衆議院選挙ことかい?』

熊 『それのことです。でもあっしはそんなこと教えられるわけないでしょ。だからお光に「父ちゃんはこれから厠に入るところだから後にしなさい」と言ったんですよ。
そしたらお光が「出てくるまっで待ってる」とか言うもんだから「お父ちゃんは一度入るといつ出てくるのかわからんぞ。何しろ火事になっても出てこないと言われるほどなんだから。だから遊びに行っておいで」と言ったんです。
それなのにお光ときたら「それでも待っている」というもんだから、こうなりゃ根競べってんで、あっしは厠の中でじーっとお光が諦めて遊びに行くのを待つ。外ではお光があっしが出てくるのをじーっと待つ。これが三日三晩続きまして』

隠居 『三日三晩? おまえさん、さっき今日のことだと言ったよ?』

熊 『そのぐらい長く感じるぐらい続いたということです。で、この状況で不利なのはどっちだと思います?』

隠居 『有利、不利があるのかい?』

熊 『そりゃありますよ。不利なのは厠の中にいるあっしの方です。何しろ何の用もないのにあの臭いところでずっーとしゃがんでなくちゃならないんだから』

隠居 『それでどうなったんだい?』

熊 『とうとうあっしが根負しそうになったその瞬間、奇跡が起きたんですよ』

隠居 『ほう、どんな奇跡が?』

熊 『お光が「お父ちゃん、あたしも厠に行きたくなったからかわっておくれよ」と言うんです。あっしはすぐにお光に厠を譲り、外から釘をコンコーンと打ってお光が厠から出られないようにしてやったんです』

隠居 『そんなことをするもんじゃないよ。ていうことは何だい、お光ちゃんの質問に答えられずに厠で長時間粘った末、お光ちゃんが厠に入っている隙に逃げて来たと、そういうことかい』

熊 『男熊五郎、無事ここに生還いたしやした』

隠居 『ちっとも無事じゃないよ』

熊 『まぁ、多少厠のにおいが身体に染みているのと、あと何も履かずに逃げてきたので足が少々汚れておりますが・・・』

隠居 『何も履かずに・・・って、おいおい、玄関からここまで足跡がくっきりと残っているじゃないか』

熊 『なのであっしは玄関先でいいと言ったんですが、隠居はんが遠慮せずに上がれと言われたんで・・・』

隠居 『誰も厠から裸足のまま逃げて来たとは思わないよ。まぁまぁいいよ、お前さんのことだ、悪気があってやったことじゃないことはわかっているさ。それでここへ来たのは選挙のことを聞きに来たのかい?』

 

熊 『そうなんです。ご隠居はんは何でもよくご存知ですが、中でも選挙についてはよくご存じで選挙マニアと江戸中で有名ですからね』

隠居 『そうじゃな、自分ではマニアという自覚は無いが、子供のことから選挙が好きなことは間違いないな』

熊 『そうそう。それでみんなは変り者・・・じゃなかった選挙マニアと呼んでいるんです』

隠居 『それで選挙の何を知りたいんだい?』

熊 『何をって・・・えぇと・・・選挙って美味いんですか?』

隠居 『食べ物じゃないよ』

熊 『じゃぁ草津よりいい湯とか?』

隠居 『それも違うな』

熊 『わかった!年の頃なら30でこぼこ。色気がある・・・』

隠居 『茶化すもんじゃないよ。真面目に言ってごらん』

熊 『真面目に言いたいんですが、あっしも何を聞いていいのかわからないんですよ』

隠居 『それじゃぁ答えようがないよ。何か手掛かりは無いのかい?』

熊 『そうだ、お光が何かもっていた。ええと・・・あ、これだこれだ』

隠居 『どれどれ見せてごらん。これは学校の宿題のようじゃな。選挙について調べるテーマが書いてある。お光ちゃんが聞きたかったのはこれではないかな?』

熊 『それで用が足りますか?』

隠居 『そうだな。これに私が答えてあげればいいだろう』

熊 『そりゃよかった。ならあっしはこれでお暇します。後でお光をよこしますんでよろしくお願いします。さいなら~』

隠居 『熊さん、熊さん。ちょっと待ちなさい。そうじゃなくて、私が熊さんに教えてあげるから、お光ちゃんには熊さんが話してあげなさい』

熊 『あっしがですか?』

隠居 『そうしなさい。父親として娘にきちんと教えてあげなさい。それが親の役目じゃ。それにまだお茶も羊羹も出しておらん』

熊 『お茶と羊羹?・・・ようかん・・・ようかん・・・・・・へい、わかりやした。隠居はんの言われるようにいたしやす』

隠居 『なんだい、羊羹につられたのかい? あきれたねぇ』

熊 『えへへ』

 

(続く)

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