選挙制度考④意図的な演出の「一票の格差裁判」とミスリード役
衆議院で格差が2倍近くまで縮まっているのにもかかわらず繰り返される一票の格差裁判。
主には弁護士グループが原告ですが、最近では升永英俊氏が中心となって行われています。
升永氏の主張は格差が0(倍率で表すと1.0倍)でなくてはならないというものです。そうでなければ憲法第14条「法の下の平等」に違反し、また議員一人当たりの価値が議会で変わってしまうことが民意を歪めるというのです。
確かに平等の原則からいえば一票の価値は0にすべきでしょうが、記事の①でも書いた通り唯一の方法である「全国1区」(超巨大選挙区制度)は民意を大きく捻じ曲げる可能性の多きい欠陥システムです。平等の原則を完璧にしてもそれ以上に民意を捻じ曲げては意味がありません。
ところが升永氏はそんなこと眼中にないようです。なにしろ彼らは「一票の格差」だけを問題とし、その他のことには全く問題がないかのように無視するのです。
一見平等の原則を訴える正義の弁護士グループのようですが、私の見解は違います。升永氏は典型的な「裏社会のミスリード役」です。
2005年の小泉郵政選挙では「郵政民営化が是か非か」という一点集中で争われました。
小泉純一郎は(裏社会の作戦通り)さも「郵政民営化」さえすればすべてうまくいくかのように喧伝したのです。冷静に考えればそんなことあり得ないのですが、繰り返し同じフレーズを刷り込まれた有権者はまんまと錯覚に陥ってしまったのです。
この刷り込みは広告的な手法で、恐らくはユダヤ人が人々を洗脳したりコントロールする技術の一つとして開発・発展してきたものと思われます。
この一点集中の刷り込みには目的があります。
「さもこの一点だけが問題かのような錯覚に陥らせ、他の問題を隠す(考えさせない)こと」です。
私は「一票の格差を縮めながら、民意がなるべく歪まず、更には日本の文化や地域性も考慮しながらバランスのとれた選挙制度であるべき」という主張なら理解できます。しかし升永氏は「一票の格差」しか問題にしません。そこに明確な意図を感じます。
それはずばり「小選挙区制度そのものを問題にしない」ということでしょう。
裏社会は小選挙区制度そのものが問題にされないよう、選挙制度の問題は「一票の格差」なのだと刷り込む(小選挙区制度に目がいかないよう)ために、升永氏のようなミスリード役に裁判提起をさせていると考えられます。
だからこそ彼らは格差が以前より解消されようが、何倍であろうが、関係なく裁判を繰り返すのです。
そして違憲(状態)判決がでても、絶対に選挙のやり直しはありません。それを分かっていて彼らは裁判をしています。
<次回に続く>
選挙制度考①一票の格差問題
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-70da.html
選挙制度考②「一票の価値の格差」を是正することだけが平等で重要なのか?
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-1061.html
選挙制度考③一票の格差だけを主張する人々
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-62cd.html
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コメント
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以前にRKブログにコメントしましたが、典型的なミスリード役が共産党です。
共産党は911直後(9月17日)「今回のテロが米国への攻撃にとどまらず、国際社会への攻撃であり、世界の法と秩序にたいする攻撃だ」との書簡を不破・志位からブッシュに送っています。
9月11日当日に「犯人はオサマ・ビン・ラディン率いるアルカイダの犯行だ」といったブッシュと同じ素早さです。
その後アメリカの対応については批判をしているものの「自作自演だった可能性」には微塵もふれず「アルカイダ犯行説」は強く堅持したままです。
共産党員や支持者は共産党がアメリカを批判していると思い込んでおり、まさか裏社会のメンバーでアメリカの片棒を担いでいるなどとは微塵も考えないでしょう。
投稿: cocologh09 | 2013年2月 3日 (日) 07時30分
共産党の末端に属する複数の人と、累計で4,5時間ほど話したことがあります。共産党員でない普通の人が、共産党関係者と対話する場面がどれほどあるのかよくわからないのですが、私の体験での印象では、共産党の末端にいる人と、S価などのカルトにはまっている人の雰囲気はよく似ている、と思っています。リチャードさんのカルト関係の講演会動画視聴の際、『裏で全部繋がってる』の発言に「へーそうなのか」ではなく「あーやっぱり」と思ったのを覚えています。
投稿: ドーナツ盤と絶滅危惧種 | 2013年2月 3日 (日) 23時59分
創価学会も共産党も、末端は純粋な人が多いと思います。
そこにつけ入る隙があるのでしょうね。
私の認識では、創価は家族ぐるみ(親が創価だと子供も自動的に入信)が多いのですが、共産党は少し違います。
もちろん親が共産党で入党する人もいるでしょうが、確か入党するのに2人以上の推薦がいるので簡単には入れないはずです。
(一応身元を確認するのが伝統?みたいです。もっとも最近は党員が減り続けているので、誰でも入れるのかも知れませんが)
投稿: cocologh09 | 2013年2月 4日 (月) 00時50分
私の近しい身内に、霊友会の信者がいます。
この身内とは、霊友会を巡って、何度も言い争いを繰り返しました。
現在は、お互いが嫌な気持ちにならないように、その事にはふれないといった状態です。
>創価学会も共産党も、末端は純粋な人が多いと思います。
そこにつけ入る隙があるのでしょうね。
私の知人にも、創価学会の人は何人かいますが、指摘されるような、末端の純粋な信者さんばかりです。
そのほとんどが、やはり親が創価学会に所属しており、子供の頃から集会などに参加している(させられている)人です。
ある人とは、そうとは知らずに、創価批判をした為に(それ以外では上手く行っていたのに)、疎遠になってしまった経験があり、先に述べた身内同様、伝える事の難しさを痛感しております。
投稿: 名乗る程の者ではございません | 2013年2月 5日 (火) 00時10分
創価学会や新興宗教では親子より夫婦で相反した場合が悲惨な感じです。
家計をつぎ込むことが奨励されているので、勝手に預金を使ってしまうという話をよく聞きます。
投稿: cocologh09 | 2013年2月 5日 (火) 12時47分