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2013年8月25日 (日)

【RK独立党乗っ取り計画】 2.リチャード言説のはじまり①ユダヤ人600万人殺害は本当か?

Thum_fr8

2006年8月11日 ワールドフォーラム出演動画
http://www.youtube.com/watch?v=i0Z7PAnJCf0&feature=BFa&list=PL2B69717C4CDA7D95&index=1

 

 

まず冒頭で「私の周囲では、ありとあらえる悪意・憎悪・脅迫・恫喝が渦巻いています。ストーカー行為もあります。ネット上では毎日たたかれています」と発言しています。

 

 

■ダビデの星入りの脅迫状

この時点でリチャード氏は既にユダヤ組織から2通メール受け取っています。

Photo

 

一通目
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
親愛なるコシミズ氏へ。こちらは秘密のユダヤ人同盟である。
私たちの活動に関してあなたが持つ知識の公開を差し止め、撤回することを要求する。
あなたのウェブサイトの公開内容が当方のトップ・シークレットに関る危険な情報源になっていると、私達の当局の多くが指摘している。
そしてもしあなたが高位の政治家やその他の隠れユダヤ人に関する情報を取り下げない場合、あなたに対して行動を起こすであろう。
しかしながら、あなたの卓越した解析能力はあなたの周囲の人物を凌駕するものであり、我々を驚かせた。
恐らくあなたにとってこちら側にこ寝返り、CJA(ユダヤ人の秘密組織)のために働くのは悪くないアイディアであろう。
そうすればあなたはロックフェラーやヒットラーのような贅沢な生活を送ることができる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

二通目
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
我々は非常に神経質になっていたが、貴殿がいかに無力で脆弱であるか分かっていなかった。
我々は貴殿に対して我々の仲間に加わるように求めた提案のすべてを取り消す。
心配することはない。貴殿を抹殺することは、その死因に余計な関心が集まると判断した。
貴殿は残りの人生をまったく無名のまま過ごすことになる。それが我々にとっても最良のことである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

■隠れユダヤ人

この言葉を全く聞いたことが無い方もいらっしゃるかもしれません。この「隠れユダヤ人」こそが、様々なものを読み解くキーワードなのです。リチャード氏もこの講演でそう述べています。

 

リチャード氏の講演内容とは順序が違いますが、まず「ユダヤ」について話をはじめたいと思います。

 

 

■ユダヤ人600万人殺害は本当か?

一般的にユダヤで連想するのが「ドイツによるホロコースト」だと思います。

 

ホロコースト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1930年代から1940年代にかけてのナチス政権下のドイツ国内及び第二次世界大戦中ドイツに占領されたヨーロッパの国々において、ユダヤ系市民は差別迫害を受けた。こうした第二次世界大戦中のユダヤ人の歴史について、戦後、ニュルンベルク裁判は、「ドイツはユダヤ系市民をただ、ユダヤ人であるというだけの理由で絶滅しようと計画した」と事実認定し、これを「人道に対する罪」と見なした。更に、同裁判とそれに続いて行なわれた西ドイツでの裁判その他において、そうした民族絶滅計画の手段として、ドイツは収容所に処刑用ガス室を作り、一酸化炭素や青酸ガスによってユダヤ人の大量殺人を行なった、等の事実認定がなされた。

 

これらの戦後の法廷での事実認定を基に、ジェラルド・ライトリンガー(ドイツ語版、英語版)、ラウル・ヒルバーグ、ウィリアム・シャイラー、等の歴史家が、体系的な記述を行ない、この時代のユダヤ人の運命についての通説が確立された。それが、1970年代後半、アメリカで、テレビドラマ『ホロコースト 戦争と家族』が製作され、ドイツを含む多くの国々で放送された結果、第二次世界大戦中のドイツによるユダヤ人迫害、特に民族絶滅政策の実行の過程を「ホロコースト」と呼ぶことが定着した。(ただし、ユダヤ教徒の中には、神聖な儀式である「ホロコースト」の語をドイツのユダヤ人迫害を指す言葉として使用することを批判する声もある。)

 

「ホロコースト」という名称は、大戦中から大戦後しばらくの間、ユダヤ人の間で、「ドイツはユダヤ人を生きたまま火の中に投げ入れて焼き殺している」との言説が広く信じられたことを起源に持つ。これは、エリ・ヴィーゼルの回想録『夜』で確認できるが、戦後長い間、「ホロコースト」という言葉は「火事」の意味でしか一般には通用しておらず、例えばアルフレッド・ヒッチコックの映画『北北西に進路を取れ』では劇中タンクローリーの炎上事故を伝える新聞の見出しで「Holocaust」という言葉が使われていた。現在は、教科書にも載っているが、『夜と霧』などの旧来から存在する書籍に「ホロコースト」と言う語が見られないのは、こうした事情による。

 

通説によれば、ドイツによるホロコーストによって殺害されたユダヤ人は600万人以上とされている。それ以外にもロマ人、スラブ民族(主に戦争捕虜)、共産主義者、ポーランド人、身体障害者、同性愛者なども迫害され大量に殺害されたとされるが、「ホロコースト」と言う語はユダヤ人を対象にした大量殺害を指して使われるのが普通で、ユダヤ人の中には、この語を他の民族にも拡大して使用することに反発する個人・団体がある。

 

また、それらの行為を認定したニュルンベルク裁判自体が近代刑法における原則である法の不遡及を守らず、被告の控訴も認めず処刑し、中立的であるはずの裁判官が全員連合国から選出され、また、本来は全員が枢軸国側から選出されるはずの弁護団も連合国側から選出されるなど、最初から恣意的な裁判審理手続きを定めた裁判は、近代法に基づく裁判とはかけ離れており、現在のドイツ政府ですら、ニュルンベルク裁判を認めるいかなる条約も結んでいない。こうしたやり方の認定にどの程度信憑性があるのか、歴史学者の間で議論が続けられている。

 

こうした歴史について、ドイツがユダヤ人を差別迫害したこと自体は認めながら、通説の見解に疑問を投げ掛ける者もあるが、以下には、通説の見解を要約して述べることとする。(通説への異論については、ホロコースト否認の項を参照のこと。)

まず、ホロコーストの犠牲者の数には諸説あるが、900万から1100万人にのぼるとも考えられている。

 

ナチス政権下のドイツによる迫害と殺戮は段階的に行われた。まず、第二次世界大戦の開始より数年前に、ドイツ国内でユダヤ人を社会から除外する法律が制定された。次に強制収容所が建設され、ほぼ全ての犠牲者はそこで死ぬまで強制労働をさせられている。ドイツは東ヨーロッパで新たな領土を占領するたびに、アインザッツグルッペン(de:Einsatzgruppen)と呼ばれる特殊機動隊を使って、ユダヤ人や抵抗勢力を公開銃殺刑にしている。

 

現在のドイツ・フランス・ポーランド・ポルトガル・チェコなどのヨーロッパ諸国において、ホロコーストの否定は刑事罰の対象になる。特に加害者であるドイツでは3ヶ月以上5年以下の懲役刑、被害が最も大きかったポーランドでは罰金または3年以下の懲役刑になるなど、社会的にも最大のタブーとされている。ポーランドではユダヤ人総人口の9割がホロコーストで死滅したとされている。

 

その一方で、イスラエルと対立する一部のイスラム世界等、直接ホロコーストに関わっていない国や地域においては、「第二次世界大戦中に米英とシオニストの流したプロパガンダに過ぎない」として、これを認めないこともある。当時の公式文書や大量殺戮のためのガス室が発見されていないこと、またニュルンベルク裁判でのヘルマン・ゲーリング以下の被告が、虐殺があったことは間違いないだろうが自分たちは大量虐殺に関与していないし、そんな事実も知らなかったとして無罪を主張していたことなどが傍証として挙げられている。特に、ヒトラーに次ぐ国家的地位にいたヘルマン・ゲーリング国家元帥による「ヒトラー自身もこのような虐殺を知らなかった」とのニュルンベルク裁判の証言が存在する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

第二次世界大戦でユダヤ人はドイツ(ナチス)によって600万人殺されたというのが一般の知識(常識)です。私も子供時代そう教わりました。

その象徴でもある「アウシュビッツのガス室」の写真や虐殺風景の写真も見ました。そして「アンネの日記」はホロコーストの事実を伝える普遍的ベストセラーです。

 

Photo_3

Photo_2

 

アンネの日記
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A8%98

 

私もずっとこれらが事実だと思っていました。

 

 

■マルコポーロ事件

1995年、出版界で「マルコポーロ事件」というのが起こります。

マルコポーロ事件とは、このホロコーストに対して疑問を投げかけた記事(西岡昌紀の寄稿)を雑誌マルコポーロ(文藝春秋)に掲載したところ、アメリカのユダヤ人団体サイモン・ウィーゼンタール・センターなどからの抗議を受けて廃刊に追い込まれ、また当時の社長や編集長が辞任解任された事件です。

 

ナチ「ガス室」はなかった。(マルコポーロ)
http://www7.plala.or.jp/nsjap/marco/marco0.html

Marco0

 

マルコポーロ事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

西岡昌紀
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E6%98%8C%E7%B4%80

 

 

西岡氏の主張は概ねこうです。(wikiより)

1.ナチスドイツがユダヤ人を差別迫害したことは明白である。

2.しかし、そのドイツと言えど、彼らが、ユダヤ人をただユダヤ人であると言うだけの理由で「絶滅」しようとまでしたとする戦後の主張には証拠が欠けている。

3.特に、そのような「絶滅計画」の手段として用いられたとされる処刑用ガス室が存在した証拠は全く無い。

4.収容所でユダヤ人が大量死した悲劇の真の理由は発疹チフスをはじめとする病死である。

5.それを連合国は、ガス室による殺害の結果であったかのように宣伝した。 

 

 

私は当時、雑誌が文藝春秋だったこともあり単なる「右翼思想のトンデモ論」だと思いました。しかしそこでちょっとした疑問が湧いたのです。それが「殺害されたユダヤ人は600万人」という点です。

 

第二次世界大戦とは、1939年9月のドイツ軍によるポーランド侵攻と続くソ連軍による侵攻~1941年12月の日本と米英との開戦~1945年8月までの6年間です。ドイツによるホロコーストがこの間のどれぐらいの期間行われたのかはわかりませんが、仮に5年間(約1800日)と仮定します。

600万人を1800日で殺害(主には収容所において)するには、一日あたり約3300人[600万人÷1800日]を殺し続けなければなりません。これは5年間ひたすら毎日3300人を殺し続けて達成できる数字なのです。

 

ガス室で殺害する場合、このような手順になります。

①嫌がる囚人を強制的にガス室に連れていく

②ガスで殺害する

③排気する

④死体を運び出す

⑤死体を焼却する

一日に11時間実行したとして、時間当たり約300人。しかしこれは①~⑤が1時間で完了すると仮定しての話です。

ガスは殺す瞬間だけ考えれば大量虐殺に向くような気がします。ところが排気をしないと人が入れないという問題があります。そして排気はまわりに影響が無いように完璧に行う必要があります。

何より④死体を運び出すのが手間です。300もの遺体を運び出すのに、どのぐらいの人手と時間が必要でしょうか?ガス室から運び出すには人海戦術です。それだけでも1時間では足りないでしょう。

 

こう考えていくと、「ガス室」というのは大量虐殺には全く向かない方法なのです。

 

アウシュビッツのガス室の不思議はいくつも指摘されています。

●ガス投入口が無い(後からそれらしきものがつけられた形跡がある)

●密閉性が無い(ガスが漏れてしまう構造では、ドイツ人兵士も死んでしまう)

●ガラス窓がある(ガスで苦しむ人が割って逃げられるようなものがあるわけがない)

●大量に処理できるほどのキャパシティが無い上に、構造も不便である。(特に死体運搬などを考えると、とてもやりにくい構造になっている)

などです。

 

ホロコーストについては先の西岡昌紀氏の著書、そしてベースとなった木村愛二氏の著書をご紹介します。

 

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アウシュウィッツ「ガス室」の真実―本当の悲劇は何だったのか? 西岡昌紀
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E3%80%8C%E3%82%AC%E3%82%B9%E5%AE%A4%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E2%80%95%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%A5%BF%E5%B2%A1-%E6%98%8C%E7%B4%80/dp/4817403934/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1377416325&sr=1-1

 

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アウシュヴィッツの争点 木村愛二
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E3%81%AE%E4%BA%89%E7%82%B9-Pol%E3%80%93mica-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E6%84%9B%E4%BA%8C/dp/4947637331

<Web無料公開>
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-1.html

 

 

今回はホロコーストの定義や詳細についての掘り下げは長くなるので割愛します。

ポイントはただ一点。

wikiにも出てくる「通説によれば、ドイツによるホロコーストによって殺害されたユダヤ人は600万人以上とされている」という箇所です。

これがもし嘘であったとしたら、それはいったい誰が何のためについた嘘なのでしょうか?

 

(続く) 

 

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コメント

この廃刊に追い込まれた「マルコポーロ」の記事は、読んだその時に「アッこっちが本物だ」と思いました。

 それはcocologh09さんと同じ600万の数字です。ただし、作業手順などから詳細に考えてというような立派なものではなく、単純に第二次大戦の戦死者の数からオカシイと思ったのです。前大戦の戦死者はソ連が1500万で断突です。他を大きく引き離している。それを除けば他は300万人以下です。この数字が頭に入っていたので、ソ連を除く他国の戦死者の2倍もの数を、あんな狭い場所だけで、戦争遂行中に実行出来る訳が無い。ホロコーストはインチキだと思いました。
(戦死者の詳細は以下で)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5227.html

 それから、私もこの「アンネの日記」を教科書で読みました。その時に、なんかこの文章はウソ臭いなと感じました。お迎えが来る前の人間の文章(又は発言)というのは、小説など作りものの文章も含め、妙に関心がって注意深く読む癖が若い頃からあったのです。その感覚からこれは、変な作り物の臭いを感じました。(作りものでもリアルに雰囲気が出てるものもあります。ここだけの話ですが、知らない著者の文章を読んでいて、「これ書いた人はもうこの世にいないかも?」と確認すると、他界していたというのを結構体験しています)
 そのような色メガネでみていたからか、国語の教科書に「アンネの日記」が何故載っているのかが不思議でしょうがない。反戦云々の目的で載せるなら、他にも載せるべきものがあるだろう、との気持ちが、社会に出てからも記憶にあったのです。(東京大空襲や、原爆投下の手記が沢山あるじゃないか、何故載せないんだ、と考えていたのです)

 それらが廃刊になった記事でつながりました。当時ではなく、今の視点で考えてもオカシイですね。「ホロコースト」の宣伝量と、ソ連の大量虐殺の宣伝量、どちらが多いですか。調査した訳ではませんが、「ホロコースト」は知っていてもソ連の大量戦死者のことは知らないという人は多いと思いますよ。この流通量の違いでも、表の社会通念とは違った、隠れた構造があるひとつの証左だと思います。

ドーナツ盤と絶滅危惧種さん

こんばんは。
紹介いただいたデータですが、ポーランドの異常値については「ユダヤ人がそう言っているから」なのでしょうね(笑)

私はマルコポーロの事件について、文藝春秋はユダヤの利益に最初から加担する役割(西岡氏の寄稿を掲載→トラブル化→廃刊)であったと思っています。
これは当時の花田編集長(花田紀凱)のその後の動向による理由が一番です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%94%B0%E7%B4%80%E5%87%B1

そして一水会。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一水会代表であった鈴木邦男は、事件から1年を経た時点で、
新宿のライブハウスロフトプラスワンに記事を書いた西岡を招き、対談を行っている。
この場で、鈴木は「言論には言論を」と言う自分の信条を改めて述べ、
廃刊に至る文春の行動を批判している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

事件後鈴木邦男が西岡に近づき擁護・支援。典型的なユダヤ裏社会の自作自演です。
小沢氏の場合とまったく同じ。鈴木邦男は昔からそういう役割なのです。

>私はマルコポーロの事件について、文藝春秋はユダヤの利益に最初から加担する役割(西岡氏の寄稿を掲載→トラブル化→廃刊)であったと思っています。
 当時と違って今の視点で見ると、この廃刊の経緯は「これは臭いな」と感じたのですが、やはりひとひねりあった訳ですね。

 それと、勘繰り過ぎかも?とも思ったのですが、この廃刊のキッカケとなる記事の中身で、キーになっているのが、毒ガスによる大量虐殺ですよね。そしてこの年にオウム事件が起きています。廃刊に至る経緯が計画的であると考えると、これも何か変だなと感じているところです。

 時間が経ってはいますが、結構再検証が必要だなと感じて、貼付けの<Web無料公開>を覗いたのですが、凄い量ですね。いちいち立ち止まって考えてしまい、全然先に進みません。

 そのなかにこんな一節がありました。
『「アウシュヴィッツにガス室はなかった」とか、「ホロコーストは嘘だった」とか、「六○○万人のユダヤ人ジェノサイド説は情報操作だった」という説があるなどというと、ほとんどの日本人は「エッ」と虚をつかれたような表情になる。とくに、平和主義者のおどろきかたは激しいし、なかには不快悪を露骨にしめしたり、「南京大虐殺はなかったというのと同じではないか」とばかりに真顔で反発しておこりだす人もいる。

 わたしにも似たような経験があるから、その気持ちはよくわかる。だれしも、この種の長年にわたって身につけてきた信条をまっこうから否定される場合には、みずからのアイデンティティを傷つけられたような気持ちにかられ、冷静さをたもてなくなるものなのだ。』

 RKブログのコメント者で、言説の拡散を試みたら理解してもらえなかった、というのをよく見かけますが、決まって次に出てくる言葉が「B層だから」です。(そこで私は「話すだけで拡散出来ると考えてるのか?そんなに簡単なものじゃないだろ!貼り紙?チラシ?ふざけるな!昔の統一のやり方なんか真似するな!」とカッとなる訳です)そのようになる理由として、この一節にあるような、話す相手の「心理」について、認識が無い人が多いのではないか?と考えています。

>わたしにも似たような経験があるから、その気持ちはよくわかる。
>だれしも、この種の長年にわたって身につけてきた信条をまっこうから否定される場合には、
>みずからのアイデンティティを傷つけられたような気持ちにかられ、冷静さをたもてなくなるものなのだ。

これは人とのコミュニケートの基本だろうと思います。
相手に何かを伝えたい場合、自分の持論を一方的に押し通すだけでは相手に受け入れられないのは当たり前です。
それは自分が相手の立場になった時のことを考えれば当然のことだと理解できると思います。
そして居丈高になればなるほど逆効果でしかなく、主張内容の正しさとは全く関係ありません。
この箇所はまさしくそのことを指摘していると思います。


このコミュニケートについてはマスコミを含めた情報伝達~人々の懐柔・コントロールといったことをユダヤは相当研究していると思います。
マーケティング、広告手法もそうですし、心理学もです。
伝播ツールがなぜユダヤとくっついているかは、これが最も重要であると彼らが理解しているからでしょう。

マスコミに左右される人をB層だと言って否定するのは簡単です。しかしそれでは何も伝わりません。
人に伝える(理解してもらう)ためには伝え方があります。受け入れてもらうための表現。実は最も重要な要素です。

零細企業の営業マンとして何でもやってきたというリチャード氏なら、相手に理解(商品を購入してもらう)ために何が重要かということは無意識レベルでは理解しているはずです。
しかし広告・PRといったことに対しては素人ですし、本人が認める「頑固さ」は最も向かない性質でしょう。


一時期「トイレに置き忘れ作戦」というのがありました。
これなど最悪な手法で、自ら「この情報に信頼性はありません」と言っているようなものです。

これだけ世の中に広告が氾濫しているのに、トイレにだけはありません。
なぜなら人は「トイレ=汚いもの」という意識が無条件に働くため宣伝には全く向かないことが分かっているからです。


騙される人を「B層だから」で片付けるのではなく、騙す側の巧妙なツール・手法について学習することが必要でしょうね。

「人は内容に騙されるのではなく、表現に騙される」
私は元広告屋です。

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