ねじれ解消に協力する維新・みんな・民主。これこそが政治の茶番
ねじれ解消が決定的となった本日の参院選。
私は今年の1月2日にこのような記事を書きました。
裏社会が目指す「やりたい放題の3年間」をまず阻止すること
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/3-f39d.html
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まずはじめに「衆参ダブル選挙」になるといった話がありますが、2013年は100%ありません。
再可決可能な320を超える議席を取った自公が選挙をやり直さないとならない理由はあるでしょうか?
4年間(満了もしくは直前の解散)までこのままです。
衆議院が再可決可能な数字とはいえ、参議院をねじれさせておくことは重要です。ここで自公に過半数をとられると、それこそやりたい放題の3年間になります。アメリカ経済崩壊を隠しきれない危機的状況な裏社会は、この3年間で一気に日本支配をすすめるでしょう。
現状で生活単独あるいは生活中心の勢力で過半数を阻止できる見込みはありません。小沢氏の発言もこのような状況がわかっているからだと思います。
とにかくねじれさせる(自公過半数阻止)のためには、小選挙区で自公の対極となる統一候補を擁立しなくてはなりません。衆院選のように乱立は自公に議席を自ら差し出す行為です。
維新もみんなも共産も(現在の)民主も裏社会の傭兵であることはわかっています。小沢氏もそのことはわかっているでしょう。しかし現状では表向き「対立」している立場なので、そこを利用して選挙協力をするしかとりあえずは手がありません。しなければ本当に「アメリカ支配の日本」になってしまいます。
しかも今度は戦争、TPPによる奴隷従属を明文化。これまでのことも酷かったけれど、これから予定されているものは最悪のものです。
参院選までは半年しかありません。
RK独立党や真の日本独立を目指す勢力が不正選挙追及に振りまわされている間に選挙が行われてしまうとどうなるでしょう?
参院選までに限って言えば、反自公で統一候補を擁立する流れを妨げるような行動が「自公に議席を与えるだけの役割(裏社会に協力すること)」になってしまい、これまで批判してきた共産党と同じになってしまいます。
不正追及はいいです。
しかし裏社会が狙っているものは何か?
参議院を勝って「やりたい放題の3年間」ではないのか?
不正追及の結果をだすなら参院選前の早い時期でなければ意味がないどころか仇になるだけかもしれません。
冷静に考えましょう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この「一票入魂!『選挙マニア総研』」ブログは2012衆院選で「不正選挙疑惑」をぶち上げたリチャードコシミズ独立党内で、「選挙制度を知らないだけの無知からくる妄想でしかなく、大掛かりな票改竄不正などない」と指摘した私が、工作員認定をうけて追い出されてしまったことが始まりです。
その後リチャードコシミズ独立党の暴走は止まらず、現在もなお「不正追及」だと言って生活の党の支援や東京選挙区の犬丸勝子氏(不正選挙訴訟を起こし、この選挙でも「不正選挙NO」を掲げて戦っている無所属候補)の支援をしています。
richardkoshimizu's blog
http://richardkoshimizu.at.webry.info/
社会の裏構造を早くから指摘してきたリチャードコシミズ独立党は、社会構造の気づきと変化の可能性をもった組織でしたが、「不正選挙」という敵の罠にハマってしまい乗っ取られて、現在はただのカルト集団になってしまいました。
その経緯で書いた記事なので少しわかりにくいですが、要は衆院選で320を超える議席を自公に奪われた時点で半年後の参院選でねじれさせるための手立てが必要だと主張したのです。
参院選はもともと小選挙区(一部地域で中選挙区)のため、ねじれを解消させるためには反自公勢力がまとまって一人区で自公に勝つ以外方法がありません。これは誰もがわかりきった話です。
2012年衆院選で自民が大勝したのは、国民を裏切った民主離れと小選挙区制での政党乱立したからです。自民は支持を減らして大勝しただけの漁夫の利選挙だったのです。
2012衆議院選挙の真実①<自民党は得票を更に減らした>
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/2012-02b1.html
2012衆議院選挙の真実②<小選挙区43%の得票率で議席は79%>
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/20124379-17bb.html
2012衆議院選挙・過去2回との比較資料(政党別)
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-7494.html
実際のところ2012衆院選の自民の支持率は27.6%しかなく、公明党と足しても40%に満たないものです。2009衆院選(政権交代選挙)では反自公でまとまった民主が勝ち、2012衆院選では反自公がバラバラになて負けたのです。
2012衆議院選挙考③都道府県別政党支持率
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post.html
しかし2012衆院選で負けた野党側は、まとまるどころか選挙協力さえせずに参院選の日を迎えました。
生活の党の小沢代表は再度民主を中心に反自公でまとまって戦うことを提唱しましたが、民主の海江田代表は何もしませんでした。
そもそも現在の民主の中核にいる野田・前原・岡田の3人は自民党に政権を指し出した戦犯(自民党の別働隊でスパイ)です。
彼らは鳩山・小沢グループといった党内の反対勢力を追い出し(または隅に追いやり)、民主党を壊しました。もちろん国民のための政治など最初からする気などありません。最初から自民党に政権を戻すための傭兵です。
野田・前原・岡田の3人はこの仕事を見事にやりのけ、2012衆院選ではその論功として彼らの選挙区だけ自民党に手加減してもらったのです。
千葉4区
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/kaihyou/ya12.htm#k004
京都2区
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/kaihyou/ya26.htm#k002
三重3区
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/kaihyou/ya24.htm#k003
よく見ていただければわかりますが、彼らの選挙区は対立する自民候補に【公明推薦】がないのです。これは裏で取引があったという証左です。
2012衆議院選挙・千葉4区考察②公明創価学会票はどこへ行ったか?
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-6a75.html
こんな連中が現在の民主の中心にいるのですから、自民に勝ってねじれを維持させておくことなど最初から考えてないのです。
維新とみんなも同様です。私は橋下氏の失言というのはワザと(意図的)だと考えています。理由は簡単で「みんなの党に協力解消の口実を与える」というものです。これによって両党は選挙協力を全くせずに参院選を戦うことになりました。
共産党は最初から協力する気がありません。いくら自党が躍進しても、民主から議席を奪うのでは自民と戦っていることにはなりません。「自共対決」などただのフレーズで選挙戦においては中身を伴っていないのです。
※もともと小選挙区制での共産党は自民の補完勢力です。当選見込みが無いのに単独候補を出すのは、民主の票を奪い、結果として自民に議席を与えているのです。
「各政党がしのぎを削って戦っている」というのは嘘なのです。
野党側が「ワザと自民に議席を与えるための負け役」なのですから、選挙自体が茶番です。
どんなに理想の政策を掲げようが、議席を取らなければ何の意味もありません。単独で政権を取れる実力が無ければ、どのようにしたら政策が実現できるかを考えて行動すべきです。
本当に「憲法を守りたい」「原発を止めたい」「戦争を阻止したい」「TPP参加に反対」「消費税増税阻止」なら、大同小異でも選挙協力をして実現させるべきです。それをしない政党は、本気で取り組んでいないと思われても仕方がないと思います。
都議選の時から言い続けています。
「民主主義(選挙)という幻想・錯覚」
日本は戦後民主主義の国となり、選挙によって代議員を選ぶ国民主権です。それはいいのです。
問題は「選挙=本当に必要なものが選べているのか?」ということです。
本当に食べたいものがそこにあるのでしょうか?空腹を満たすために、選べるもの(メニュー)から「選ばされてる」だけではないのでしょうか?それがいつの間にか当たり前になっていないでしょうか?
釈迦の手のひらの孫悟空。
自由や民主主義だと喜んでいる現実は、実はユダヤの支配下(釈迦の手のひら)ではないでしょうか?
このブログに来ていただいたたくさんの方々にお願いです。ぜひこの記事↓を最後までお読みください。
2013参院選・まとめインデックスページ<最終議席予測追記>
http://h09.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/2013-304d.html
これを読んでから一票を投じ、そしてこれからの日本のことを真剣に考えてください。
今までの視点で物事を考えているだけでいいのでしょうか?一票を投じるだけで本当に社会が変えられるのでしょうか?
日本は瀬戸際に来ています。
このままでは本当に悲惨な未来が待っています。
最近のコメント