小池都知事が出馬するかどうかが注目された衆院選の公示日。
数日前から『100%ない』との発言を繰り返してきた通り、小池都知事は不出馬ということになりました。
小池氏の出馬が既定路線だったことを示す点は3つ。
●前原民進党代表の不満顔と、直前まで繰り返し「出馬をすべき」という発言をしたこと
●小池氏が「出馬しない」と言いだした後に、前原氏が「私は首班指名を受けない」という発言をしたこと
●同じく小池氏が「出馬しない」と言いだした後に、小沢氏が「自民党議員の首班指名はあり得ない」という発言をしたこと
最終的に出馬しないという選択を押し通した小池氏が、小沢氏や前原氏とは力関係が上であるように見えますが、私の見立てはその逆です。
私はこの数年「政治家は役者にすぎない」という見方をしてきました。
舞台に立つ役者は物語を構成するためのコマでしかなく、全体を決めているのは構成・舞台演出者。その姿は観客からは見えません。
過去には田中角栄氏が、近年では小沢氏が、あるいは最近の都議会では内田氏が「ドン」といった存在であると言われていますが、彼らも一役者にすぎません。
そして本当の支配者は姿を決して見せない「ユダヤ様」です。
小沢氏と前原氏は「ユダヤ様」の忠犬です。
その力の大きさにひれ伏し、自分たちはおろか日本全土と国民を差し出す売国奴としてユダヤ様の靴を舐めたのです。
この2人は「ユダヤ様」に刃向かうことは絶対にありません。
「ユダヤ様」に近い位置におり、その力を知っているからです。
ところが小池氏は保身のため約束を守らず出馬をしませんでした。「ユダヤ様」に刃向ったのです。
それができたのは小池氏が勇敢だからではありません。彼女が見えているのは小沢氏と前原氏まで。下っ端である彼女にはその先の「ユダヤ様」の存在、怖さがわからないからこそそのような行動ができたにすぎません。
ヤクザ・暴力団組織に属する人物が組織を裏切ったらどうなるか?
小池氏は出馬回避で政治家生命をつなげたつもりでしょうが、実際は逆です。どんなに国民の反感を買おうとも、約束通り出馬をして「ユダヤ様」に忠誠を誓えば先の道がありました。
愛知7区で立候補した元民主党の山尾志桜里氏。
彼女がなぜ立候補したのかは単純明快。「ユダヤ様」に忠誠を誓ったからです。
元から連合の支援が手厚かった彼女ですが、今回も支援を取り付けたようです。
そして彼女の当選をアシストするよう、共産党は何の理由も述べずに候補者を自主的に取り下げました。
また公示にあわせて映画監督の山田洋次氏(男はつらいよシリーズの名監督)が「全面的に信頼しています」という応援メッセージを放つ。
※山田洋次氏は共産党支持者で、選挙のたびに赤旗で共産党の応援メッセージをよせる一人
希望の党も立憲民主党も対立候補は擁立しませんでした。
自公候補との完全な一騎打ち。
「ユダヤ様」が最高の条件を整えてくれたのです。
もちろん当選するかどうかは有権者の投票次第です。
これだけの条件を整えても落選するかもしれません。
しかし問題はそこではありません。
問題は『政治家は国民を全く見ていない。重要なのは「ユダヤ様」に忠誠を誓い靴を舐めるかどうか』という事実です。
小池氏が率いる希望の党は数年前の維新(現おおさか維新の会)ブームと同じです。
旧みんなの党を含め、第三極といわれる勢力の一つです。
その第三極の正体とは新自由主義(ネオリベ)です。
希望の党が掲げる政策の中に「地方分権」があります。
東京あるいは日本政府に集中している構造を地方に移そうという、とても耳触りのよいフレーズです。
しかし中身はそうではありません。
「地方分権」とは「道州制」なのです。
ある面では左翼系が叫ぶベーシックインカムも同じです。
「財産はわける。あとはお互い自力で生きていこう」
これがどのような結果をもたらすか?
強い者はより強力に、弱い者は疲弊しやがては息絶える。
「地方分権」=「道州制」=「新自由主義」=「国家解体」
衰退した地方自治体は破産の憂き目にあい海外勢力に買われるでしょう。
分割民営化したJR北海道や四国がファンドに買われることをイメージしたらリアリティがわくでしょうか。
東京は生き残る?
そうはいきません。こちらには別の罠が待ちうけます。
解体され小さくなった自治体は集合体を組まなければ生き残っていけません。
「東アジア共同体」が次の罠です。
これも耳触りのよいフレーズですが実態は全く違います。
アジア版EU連合ともいえるこの共同体構想は、現在の日本国家の上位に管理政府ができます。EUを見ればわかる通り、各国の通貨は廃止され、自治権は実質的に奪われます。なにより財政的に健全な国家であっても、他の国家のマイナスを補てんすることになります。つまり日本の富を合法的に他国で管理することができる詐欺システムです。
現在の自民は神道系のカルト(日本会議)が牛耳っています。自民党の憲法案は国民主権を否定し国家を優先とする思想で社会主義・共産主義と同じです。
これとは別に統一教会という韓国系のカルトも一翼です。目指すのは世界統一国家。
「世界は一家、人類は皆 兄弟」というフレーズの日本財団(旧日本船舶振興会)、勝共連合が目指すのも世界統一国家です。
世界連邦運動という日本国会委員会の現会長は横路孝弘。彼は社会党→民主党→民進党と渡り歩き、今回の選挙で立憲民主党の一員となった赤松氏のグループに属す左翼。
共産、社民、立憲民主は左翼カルト。左翼とは国民主権を否定し国家を優先とする社会主義・共産主義思想。
公明党(創価学会)や幸福実現党(幸福の科学)は改めて言うまでもなく宗教カルト。彼らの世界平和というキャッチフレーズもまた世界統一思想です。
これら全てに共通する未来像はたった一つ。
「ユダヤ様の支配する世界統一国家」
今回の選挙結果がどうなろうと、民主主義という名のもとに日本解体とユダヤ世界支配への道を選択させられます。
それ以外に選択の余地はないのです。
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